不登校での気づき

中学不登校の勉強やお手伝い、生活、進路選択について書いていきます。

通信高校

進学について考え始めたのは、中2の春。

中1の9月から、学校に戻りたいと別室や職員室にあいさつに毎日行ってただ帰るからの、中2の教室入りだ。

久々に友達に会えてうれしくて、楽しくてが数日続いた後、オリエンテーションで運動をみんなとして楽しかったけど、翌日から疲れ果てて動けなくなったんだ

力尽きてしまって、また鬱々と家にこもる日々をどうにかしたい

そこから始まった。

兵庫県自由ヶ丘高校がやっている、不登校の相談会に行ったら、オープンキャンパスに行くのは3年ほどプレッシャーがないから、実は中2がベストだと言われ、

4・5校見学に行くよう言われた。

「行く行かない」の2択ではなく、「どこに行くか、自分で選択することができるから」だ。

怒涛の通信高校のオープンキャンパスへのハシゴをした。

中学校に行けないのではなく、行かない選択をして、前向きな不登校を目指した。

学校は環境が合わなかったんだ。

自分に合う環境なら通うことができる。

 

私の不登校つながりの先輩の子はクラークで通えなかったのがウソみたいに楽しい毎日を過ごしてるって聞いて、まず最初に行ってみた。

残念ながら、クラークは息子には学校色が強かったみたい。

 

次に、KTCおおぞらに行ってみた。

テーマは漫画で、まったく漫画を描くことに興味がない息子は、最初は無口もいいところ、話しかけても反抗的な目で、座ってるだけで精一杯だったけど、絵が苦手でなんとも言えないへたくそな絵を書いたのを、こうやると動きが出る、表情が出ると教えてもらって書いたのを他の先生がほめてくれたところから息子の空気が変わった。

楽しかったそうだ。

帰宅後も絵を書いては、どうかと聞いてくる。

その後もKTCのオープンスクールに通って、中学生が入れる「くれしぇんと」に入った。

 

自由が丘高校にも行った。

遠かったけど、ちょっとした旅行になった。

最初の説明では気持ち悪くなったのが、先輩に連れられて別行動をするのが心配だったが、すごく楽しそうな表情で戻ってきて、楽しそうに先輩と話していた。

「息子みたいなのがいっぱいいる」

父の的確な感想だった。

父がしきりに勧めすぎてしまって、帰宅後、本当に一人で行かないといけないのかと泣いてしまった。

「行きたくなければ行かなくてもいいんだよ。家から通えるKTCもあるよ。来年の話だし、母は家族で旅行に行けてよかったよ、息子のおかげで母は楽しかったよ。」

息子は、行かなくていいといわれて安心したようだった。

 

他にも、近所の通信高校を見たけど、息子はKTCが一番合うようだった。

 

不登校の親の会で、先輩たちに話して得た私の感想としては、

オープンスクールに行けば、その子に合う合わないが本人には分かる

というものだった。

 

オープンスクール通いは大事です!

 

 

 

 

 

 

不登校

中3不登校の息子がいます。

来年は通信高校に進学先が決まりました。

不登校の日々はしんどくもあるけど、不登校を通じて親として、人として、学ぶことも多いです。

親としてどんと構えなければと思いはするけど、親子ともに揺れ動く気持ち整理や、不登校を通じて学んだことを書いていけたらと思います。